デザイン概論・デザインとアートの違いは?

アートデザインの違いは?

アートとは?→精神的、感覚的な変動を得ようとする活動のこと。近代芸術に近い
アートとデザインの違い
デザインとは作ろうとするものの形態について機能や生産物を考えて作るもの。習得可能なもの。
 与えられた制限の中で求められる最大の結果を出す。
アートは多くの感情や天性のスキルのこと。制限のない状態で最大限の自己表現をすること。
※デザインでアートをしようとすると自分本位になり問題解決しづらい。
問題解決できることが重要。
このデザインをする目的や目標はなんなのか意識する。

デザインの意味→創意工夫したものを形にする。使用や計画することもデザインと呼ぶ。
デザインの目的→課題解決の表現方法
デザイン思考とは?→ユーザーが自分でも気づいていない潜在的ニーズを追求し問題解決に導くこと
アート思考とは?→独自の思考を掘り下げること
デザインはなぜ大切?→コミュニケーション手段になる。(世界旅行など)デザインで世界観を伝える
デザイナーに向いている人
→・オリジナリティを出せる発想力や美的感覚、時代感覚を持っている。
・細かく地味な作業が多い。器用さや計算能力。我慢強さがある。

・自分のデザインやアイディアをクライアントに主張するための説得力もあるといい。
・納得して理解してもらう。ビジネスを理解する。
デザイナーに必要なスキルとは?
分析力やデザイン知識、発想力や情報処理能力、課題解決力など
積み重ねによりスキルが身につく!
・与えられた情報の中から知識や調査をして形にしていく

デザインセンスを磨くには?

1. 自分の感性を見直す
→自己理解を深め、世間と自分の感覚がずれていないか?万人受けするのか考える
2.さまざまなデザインに触れる
→なぜこのデザインなんだろう?とか
3.相手(ターゲット)を考える
自分の感覚に対して人はどう思っている?を柔軟に対応する
4.単純に考えられるように整理する
自分がわかっていなければ相手にも伝わらない。何が一番見せたい?何を大きくしたい?など重要にしたいことはなんなのか理解する
5.デザイナーの思考法を参考にする

アートとデザインは制作過程と思考が異なる。
デザインとは人のためアートとは自己表現のため。
デザイン思考を多く持ちつつもアート思考を取り入れることで、あるものに囚われない柔軟な思考を持つことができ、独自性が含まれた作品になる。

デザインとは?

目的設定、計画策定、使用表現からなる一連のプロセスのこと
社会にとって価値のあるもの、他者が理解できるものとして表現する。
デザインとは、ユーザー(お客様)の課題や困りごとを解決すること。
問題解決力を上げるにはデザインの言語化をすることが大切である。

言語化のメリット
・アイディアの一貫性を保てる
→言葉を残しておけばスタートに戻ることができる
・自分の思考を客観視できる
→自分の作った作品の具体的な説明ができることで
思考や感情を言葉に起こし、客観的に把握することができる
・要約力(一言で表現できる力)が身につく
→相手に伝えたい事を最小限に絞り、簡易的な言葉で要約することで何を伝えたいのか
分かりやすくなる。

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